2011年3月18日金曜日

日本のために祈る。

この国の痛みから一緒に立ち直るために、皆さんお一人お一人ができることを、それぞれのやり方で形にしていらっしゃることと思います。ありがとうございます。ここに支援活動についての情報を載せておきます。


全社協被災地支援・災害ボランティア情報
http://blog.goo.ne.jp/vc00000/

義援金を受け付けている機関
http://www.shakyo.or.jp/saigai/pdf/touhokuzisin_03.pdf

上記のような形でなかなか支援活動に参加することが難しい方々もいらっしゃることと思います。しかし、まだそれでもできることがあります。
マザー テレサが、病のために共に活動することができなくなってしまった女性に頼んだことが一つあります。「祈ること」です。
私もこの祈りの力を信じています。
そこでこの場で皆さんにお願いいたします。

既に世界各国から私も励ましや祈りの声をいただいておりますが、今月3月21日の春分の日、日本時間15時、ダライ・ラマやアメリカのホピ族など、世界中で日本のための祈りが行われるそうです。この同じ時、できるだけ多くの方が共に祈って下さることで、祈りの力はどんどんと強まり、癒しの力を生んでくれると思います。どうか、皆さん、一緒に祈って下さい。
今、このときに、調和の輪が必要とされています。

2010年7月23日金曜日

CDレビュー

5月にリリースしましたルクレールの2本のヴァイオリンのためのソナタ集第2巻、いただいたレビューをご紹介。

〜気品のある美しい曲ばかりで非常に心地よく聴ける。この作曲家、独特の憂愁があって、それを愛でる人はあとを絶たない。イタリアのバロック音楽よりも繊細な味や陰影がある。ゆるやかな時の流れがたまらない。一足早く夏休み気分になれる。

連載 許光俊のいいたい放題より 



ルクレールの魅力をさらっと、しかし的確に書いて下さいました。上品な香りを漂わせる要マークのこの作曲家をもっともっと知ってもらいたいと願う私たちにとっては、嬉しい紹介をしてくださいました。次はこちら。


〜シンプルでふわっとした軽さ
ルクレールの書くソナタは、バロックの定番の”緩ー急ー緩−急”だけでなく”急−急−緩−急”や”急−緩−メヌエット−急”、あるいは3楽章形式など、バラエティに富んだ構成が取られていて飽きることがない。(中略)アニマコンコルディアの楽しい会話を連想させるアンサンブルは、フランス・バロック音楽の典雅さを満喫させてくれる。

CDジャーナル7月号 今月の推薦盤より 山田治生氏


それぞれ、私たち自身が意識していなかった、様々な角度から作品のおもしろさや楽しみ方を紹介、コメントしてくださっていて、ほー、なるほどなー、と思ってしまいます。
ありがとうございました。

2010年5月14日金曜日

初CDリリース!

ルクレールの2本のヴァイオリンのためのソナタのCDがとうとう出来上がりました!

























今回はソナタ集の第2巻の発売となります。ルクレールの指示通りでの演奏を録音したため(繰り返し記号など)、2枚組になりましたが、1枚に3ソナタずつで聴き易くなっています。
ヴァイオリンのみのデュエットはCDとしては意外に珍しいです。デュオ作品はいろいろありますが、これほど完成度の高いものは、やはりルクレールの作品がまず挙げられると思います。是非ご堪能いただければと思います。

アニマコンコルディアのサイトにてご購入が可能ですので、アクセスしてみて下さい。試聴もできますよ。

http://www.animaconcordia.com


なお、また近いうちに第1巻もリリース予定ですので、乞うご期待!全集をリリースするのは、今のところアニマコンコルディアだけです!

浜松はラテン!?

ゴールデンウィークは楽器博物館の出しているシリーズCDの録音のため、浜松に滞在しました。
ちょうど到着した3日、うららか天気で気持ちよいので芝生でひなたぼっこをしていると、遠くからサンバらしき響きが
聞こえる。音のするほうへと足を運ぶと、ブラジル人と一緒に、はっぴをきた日本人男女がステージで一緒に腰を振っていました。それから3日間、昼から夜中まで町中が祭りでにぎわったのですが、その賑わいようといったら・・・!












各町の神輿が練り歩きます。神輿の中では、お化粧をしたかわいらしい女の子たちが太鼓、鼓、笛なのを演奏しています。お祭りは昭和に始まったもので、神輿も昭和のものらしい。でも、今となっては浜松市民の方たちが正月、盆より楽しみにしているお祭りだそうです。







第1日目は異文化を楽しむのがテーマ。広場には各国の食べ物の露店が立ち並び、ステージではいろいろな国のライブパフォーマンスが繰り広げられていました。









出演グループのなかに日本人が混ざっていたのが、嬉しい眺めでした。
























続く2日目は伝統文化についてだったと思います。
こうしてテーマがあるのは素敵ですね。
そしていよいよ最終夜は、こんなことになってしまいました。





















太鼓とラッパの鳴り響く中、ステージでは一気のみのお祝い!真夜中まで盛り上がったかけ声が止まず、思わず私たちも繰り出してエネルギーをもらってきました。見ているだけでも幸せになっちゃうって、すごいと思いません?
シナジーって、こういうこというんだなあ・・























お祭りの後は、心無しか、スーツをきて歩く男性方の魂が抜けてしまっていたような・・・
でもこんなふうに町中で1年に1回大騒ぎのできるチャンスがあるというのは、今重要視される「地域社会」の必須事項のような気がします。

2010年4月8日木曜日

ブラジルと日本をつなげたら・・・?


今日は日本在住のブラジル人日系の子供たちと音楽してきました。
パウルも私も二国で外国生活を経験(パウルはいまだ続いているわけで)、母国から遠く離れて家族を養い生活する苦労がよくわかります。
また両親について来日した子供たちには、私たちの計り知れない思いや状況を抱えているようです。
16歳のとき来日した青年が、「そんな子供たちを音楽が支えてくれるように」と、毎週末ギター、コーラスなどを教え、バンドでの演奏活動で子供たちを活気づけています。これまでにいろいろなイベントで演奏に参加してきました。
 
楽譜はとりあえずなし。曲は知っているのであとは口づてに教えていきます。子供たちは聞いたものをあっというまに覚えていきます。只今マイケル ジャクソン、ブラックアイピーズなどを練習中。





写真の中心の彼がこのグループの発足人、ロックギタリストです。「音楽はいつも僕らを支えてくれる」「音楽なら万国共通」が口癖。(ほんとに会うたびに言ってます・・。とってもピュアな人です)






これがブラジル人の中だけでなく、この日本に住む子供たちのためのグループにしたいというのが彼のゴールです。地球の裏側から来た彼らはなんとも人懐っこくてユーモアいっぱい、チャーミングな子供たちです。是非、音楽を通して日本の子供たちとの交流へと広がっていってほしい、と私たちも願っています。

機内への楽器持ち込み





今回の公演のため名古屋ー福岡間は飛行機で移動。今日は国内線について新しい情報をお知らせします。








ちょうど半年前、連休中の福岡からの帰路で私たちは楽器持ち込みを断られたために、急遽別の航空会社に変更という大事件に見舞われました。既に多くのミュージシャンからブーイングがでている、と関係者の方がおっしゃっていましたが、私たちも過去にこういう体験がなかったために、現地での新しい対応に、正直かなりキレておりました・・・。
旅行後、すぐ航空会社に陳述書ごときものをしたため、対策をねっていただくようお願いしました。まさか私たちの手紙だけが功を奏したわけではないでしょうが、国内線は全ての航空会社で楽器持ち込みの規制がなされた今回、それなりの対策を用意してくれていました。

まずヴァイオリンについては航空会社の用意してくれたケースに楽器を移し、自分のケースは預けるという条件でヴァイオリンに限っては機内持ち込みが可能になりました。あちらが用意したケースのサイズはというと、いわゆるひょうたん型のケースと変わらないものだったのですが、それではひょうたん型のものであれば自分のケースでも構わないのかというと、どうもそうではないらしい・・。どうしてなのか、その辺はよくわかりませんが、何しろ航空会社にとっても新しいことなので、今ひとつ説明が明確ではない、というのが現状だと感じました。





「機内持ち込み可能なケースのサイズは?」という質問に対しては「115センチ以内なら最長が55センチを超えてもOK」ということでした。既にケースの生産と販売が始まり、楽器屋さんでもちらほらみられるようになりましたが、ヴァイオリン本体だけが入るソフトケースとハードケースを先日みつけました。
弓は弓ケースに入れて別に運ぶことになります。ただ、楽器屋さんの話では、弓は結局長過ぎということで、預けることになるそうなんですが、空港で航空会社の方に聞いた段階では、そういう説明はなかったので、リュックなどにいれてひょっとして可能なのかなー?とかすかな希望を抱いたり。でも、事前に直接問い合わせて、確認を取ってみて下さいね。万が一のために、楽器用の席を確保しておく必要もあるので、用意周到、航空会社にその旨を伝えておくと良いと思います。機中、いつもなら並びでとってくれるはずのわたしたちの席が前後に離れ、ほぼ満席かなと思われる機内に、なぜか私たち二人の隣だけ空席があって、「???」と思っていたのですが、実はケースが確保できずに楽器用の席を購入する場合に備えて確保されていたようです。すばらしい・・・。

航空会社のヴァイオリンケースの用意のほうは、名古屋の場合はその日5個のみでした。たくさん必要な場合は事前に言っておけば、他の空港から借りてくることもあるそうですが、自分用に取り置きすることはできず、チェックインをする際に在庫があればそれを借りることができ、なければその場で1席楽器用にチケットを購入する、ということになります。ちなみに楽器用の1席は10,000円ほどです。

さて、こうしてヴァイオリン奏者はかろうじて難を免れることができたのですが、今回の公演で一緒だったヴィオラ奏者は、楽器を預けるはめに。預ける場合の箱というのは遠目にしか見ることが出来ませんでしたが、ちょっと厚めの段ボールかい?っという感じの箱でした。
飛行機をおりてすぐ楽器の点検をして、その場では特別損傷もないようにおもわれたヴィオラ。リハーサルを始めたとき、駒が大きく右にずれてしまっていたとか・・・。おおー、こわい。やっぱり荷物をいれるときにかなり衝撃があるんですね〜。まだまだ、私たちの立場から、アイデアを練っていろいろな提案をしていく必要があるようです。

ショパンからモンテヴェルディ!?どちらも熱〜い!!


この3月はほんの半月の間に400年前からぐぐぐっと200年の月日を駆け巡ってきました。
上旬は仲道郁代さんの独奏でショパンのピアノコンチェルトの伴奏をさせていただいていました(8月に録音予定)。フレデリックの、デリケートでありながら鍵盤から溢れ出る「熱〜い吐露」、私のピアノへの羨望はこれなのです。これをヴァイオリンで弾けないのがなんとも悔しい・・・。しかし!!今回オーケストラパートを弾きながら、彼の描き出してくれた弦楽器の音がまるでパーフュームのように香しいのを実感しました!




(3月7日:クラシカルプレイヤーズ東京/これはショパン協奏曲の前座で演奏したヴィヴァルディ四季の春。ヴィヴァルディ、ショパン、ベートーベン交響曲と、このコンサート自体、かなり時代を疾走しました・・・)


そんなわけで、アニマ・コンコルディアはすっかりショパン憑いておりましたが、その2週間後、そこから一気に飛んで今度はモンテヴェルディ。
ショパンは1810年生まれ、今回演奏したモンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」の出版は1610年、つまりは200年遡ったわけ・・。さすがにリハーサルの初めでは・・自転車で坂道を上がる・・・?みたいな感じで耳に向かい風を感じておりましたが、あっというまにモンテヴェルディの魅力に引き込まれてしまいました。個性も時代も全く違うけど、どちらも熱い〜!!いろんな時代にタイムスリップしながらそれぞれのロマンを味わう事の出来る私たち現代人は幸せです〜!!