2010年7月23日金曜日

CDレビュー

5月にリリースしましたルクレールの2本のヴァイオリンのためのソナタ集第2巻、いただいたレビューをご紹介。

〜気品のある美しい曲ばかりで非常に心地よく聴ける。この作曲家、独特の憂愁があって、それを愛でる人はあとを絶たない。イタリアのバロック音楽よりも繊細な味や陰影がある。ゆるやかな時の流れがたまらない。一足早く夏休み気分になれる。

連載 許光俊のいいたい放題より 



ルクレールの魅力をさらっと、しかし的確に書いて下さいました。上品な香りを漂わせる要マークのこの作曲家をもっともっと知ってもらいたいと願う私たちにとっては、嬉しい紹介をしてくださいました。次はこちら。


〜シンプルでふわっとした軽さ
ルクレールの書くソナタは、バロックの定番の”緩ー急ー緩−急”だけでなく”急−急−緩−急”や”急−緩−メヌエット−急”、あるいは3楽章形式など、バラエティに富んだ構成が取られていて飽きることがない。(中略)アニマコンコルディアの楽しい会話を連想させるアンサンブルは、フランス・バロック音楽の典雅さを満喫させてくれる。

CDジャーナル7月号 今月の推薦盤より 山田治生氏


それぞれ、私たち自身が意識していなかった、様々な角度から作品のおもしろさや楽しみ方を紹介、コメントしてくださっていて、ほー、なるほどなー、と思ってしまいます。
ありがとうございました。