2015年5月14日木曜日

音楽が聞こえてくる演奏

今日は、パウルと私が今繰り返し聴きたくなる(聴いています!)演奏をご紹介します。

ヴェネズエラの音楽をこよなく愛するギター奏者との出会いがあって、
パウルはヴァイオリン&ギターデュオのグループを立ち上げ、
現在仕込み中☆☆☆

いつかどこかでご紹介できるのを私も楽しみにしているところです。

グループのベースになるのはもちろんヴェネズエラ音楽ですが、そこにとどまらず、好きな作品をどんどん紹介していこう、というのが彼らのモチベーションです。
ギタリストは作曲もするので。
そのレパートリーの開拓のためにリサーチしていたパウルが
たまたま見つけた演奏を今日はご紹介したいと思います。



何も気をてらうようなものではないんですが、
純粋にそこに音楽がありかんじで、
気がつくと、じっと聴き入っている
作品の中に連れていってくれる感じ。

何がその魔法なのか、ついつい分析してしまいます笑。

音の物語を二人が読み取って共有しているから、
それぞれの息が自然ピッタリ寄り添っていて、
素晴らしい対話になってる・・

こんな少女たちが
天然で持っているものなんだなーと思うと嬉しい。


心に響く演奏というのは、人によっても、環境によっても、聴くタイミングによっても
変わってきますから、
これが正しい、というものはありませんが、
今、これにハマっています・・・






2015年5月12日火曜日

ありがとうの言霊?

今日は朝から不思議なお話で始まりました。

お茶を飲みながら、ペラペラとめくっていた広告に書かれていた記事が、
なんとも不思議で感動的だったので、ご紹介します。

洞爺湖にある佐々木ファーム、農業を営む村上さん夫婦のお話。

奥様のさゆみさんのご実家が専業農家で、旦那様の貴仁さんは婿として入り、
農業を営むように。

「自分たちは無農薬を食べて、出荷する野菜は農薬まみれ」
といった現実を知って愕然、何とか現状を変えたいと思っても、
「理想論では飯は食えない」という先代との関係は険悪になるばかり。

そんな状況では当然経営も下向きで、借金生活。
限界を感じて、一からやり直そうと思っていた矢先・・・

いつものように子供達を寝かしつけた後、夫婦喧嘩になってしまう。
途中で子供の様子を見に行ってみると、
なんと。。。。ご長男の大地くんの心臓が止まっていたと。。。。


息子さんを亡くされて、毎日泣いて暮らすご夫妻。
そんなある時、本をプレゼントされ、読んでみるとそこに

「ありがとうと十万回唱えれば奇跡が起こる」
と書いてある。

半信半疑ではあるものの、とにかく藁にもすがりたい気持ちで暮らしていたご夫妻は、
とにかく「ありがとう」を言い続ける。
ということは、仕事のときもだから、
ぶつぶつ「ありがとう」といいながら、畑の作業をしているわけ。

すると、卸先から、
「野菜の味が変わった」と言われるようになったとか・・
そして自分自身にも変化が。
ありがとうと言い続けているうちに、
地球上のすべての命に感心がわき起こってくる。
虫も、雑草も大切な命。
そんなわけで自然に、農薬や肥料が使えなくなってしまった。

今の佐々木ファームのありがとう農法(自然農+ありがとう♡)は
こうして生まれたそうです。

しかし、話はまだここで終らない!

「なくなった大地くんのためにも、ありがとう農法で農業をやっていこう!」
そう決めた矢先、さゆみさんが病に。。。

ネフローゼ(尿に蛋白がでてしまうために、血液中の蛋白が減ってしまってむくみを起こしてしまう症状。)と診断され、治療法もなく、明日死ぬかもわからない。
さゆみさんは自宅療法を選択され、食事療法から瞑想から、あらゆるものを取り入れて
病と向き合うが、なかなか良くならない。

大地くんの命日の晩、さゆみさんは感極まって
「私は死んでもいい。だけど、もしやることがあるなら生かしてください。
もしそれがみんなの役に立てることなら生かしてください。」
と大地くんに祈り、泣き続けました。

満月の翌日、さゆみさんはトイレに行くとおしっこがとまらない、
一度出てもまた行きたくなる。その繰り返しを三日三晩。

次の満月、翌々月の満月も同じことが起こり、むくみで膨れていたお腹も、80キロにもなっていた体重も元通りに。。。。


大地には大地のエネルギーがあり、
人にも生まれたときからそれぞれに備わっているモノがある。
「ある」ものから未来をつくる楽しみを伝えることが、
私たちの生きている理由。

とさゆみさんは言います。

自分に与えられたものに気づいた方のお話を聞くと、
起こること全ては気づけるように与えられているメッセージ的イベントなんだなあ、
と教えられますね。

このお話の映画が上映されるそうです。