子供の頃に読んだ「ガリヴァー旅行記」(スウィフト著)。
いまでこそ子供向けのお話とされているけれど、実は
出版された当時(完全版1735年)のイギリスを批判している風刺文学で、
最高の政治学入門書と認識されているらしい。
かなりの評判を呼んで、初版は1週間で売り切れてしまったとか。
それから250年たった今、アウトリーチにいった小学校では、
1割に満たない子供しかこの本を読んでいないようだけれど、
でもやっぱり本屋に行けば必ず売っているし、
250年のロングラン、と思うとかなりすごいことだなあ ・・笑。
ちなみに、ジブリ「天空の城ラピュタ」のラピュタも
もともとはガリヴァー旅行記で描かれた島だし、
知らない人がいない Yahoo(ヤフー)という名前も
ガリヴァー旅行記に描かれたキャラクターの名前。
まあとにかく、今の今まで世界に残るほどのセンセーションを巻き起こした、ってわけで、テレマンのような作曲家が題材に取り上げたのも、
今でいう、ヒットした映画の音楽を、あとから出版するような感覚だったかもしれない。
そういうと、例えば先に挙げたジブリ作品にしたって、
感動した映画の音楽を聴くと、画像までがくっきりと思い出されたりして、
イメージと音のつながりって、かなりダイレクトにつながってくるもの。
まあ、五感のどれもそうだと思うけれど。
今日は子供達に、ガリヴァーが訪ねた不思議な国をそれぞれかいつまんで読みながら、
音楽を聴いてもらったのだけれど、
私自身、どちらの作品も活かせなかったような感覚が残った。
本当にイメージを音の描写から「観る」という感覚を楽しむには、
ガリヴァーとともに訪ねたくらいの想像体験をしていたら、
音自体も、もっともっと感覚的に生きてくるんだろうなあ。
想像する。
それを音に創りかえてまた想像する。
ラッキーな私たちが与えられた「想像力」。
この楽しみが、今も、そして250年後もまた、
ますます力をましてロングランとなりますように・・。
農(agriculture)と創る楽しみ(creativity) 、アグリエイティブな日常と世界を心に描くヴァイオリン弾きです。皆さん一日に一つでも笑顔を増やせるブログを 目指して綴ります。
2016年1月27日水曜日
2015年5月14日木曜日
音楽が聞こえてくる演奏
今日は、パウルと私が今繰り返し聴きたくなる(聴いています!)演奏をご紹介します。
ヴェネズエラの音楽をこよなく愛するギター奏者との出会いがあって、
パウルはヴァイオリン&ギターデュオのグループを立ち上げ、
現在仕込み中☆☆☆
いつかどこかでご紹介できるのを私も楽しみにしているところです。
グループのベースになるのはもちろんヴェネズエラ音楽ですが、そこにとどまらず、好きな作品をどんどん紹介していこう、というのが彼らのモチベーションです。
ギタリストは作曲もするので。
そのレパートリーの開拓のためにリサーチしていたパウルが
たまたま見つけた演奏を今日はご紹介したいと思います。
何も気をてらうようなものではないんですが、
純粋にそこに音楽がありかんじで、
気がつくと、じっと聴き入っている
作品の中に連れていってくれる感じ。
何がその魔法なのか、ついつい分析してしまいます笑。
音の物語を二人が読み取って共有しているから、
それぞれの息が自然ピッタリ寄り添っていて、
素晴らしい対話になってる・・
こんな少女たちが
天然で持っているものなんだなーと思うと嬉しい。
心に響く演奏というのは、人によっても、環境によっても、聴くタイミングによっても
変わってきますから、
これが正しい、というものはありませんが、
今、これにハマっています・・・
ヴェネズエラの音楽をこよなく愛するギター奏者との出会いがあって、
パウルはヴァイオリン&ギターデュオのグループを立ち上げ、
現在仕込み中☆☆☆
いつかどこかでご紹介できるのを私も楽しみにしているところです。
グループのベースになるのはもちろんヴェネズエラ音楽ですが、そこにとどまらず、好きな作品をどんどん紹介していこう、というのが彼らのモチベーションです。
ギタリストは作曲もするので。
そのレパートリーの開拓のためにリサーチしていたパウルが
たまたま見つけた演奏を今日はご紹介したいと思います。
何も気をてらうようなものではないんですが、
純粋にそこに音楽がありかんじで、
気がつくと、じっと聴き入っている
作品の中に連れていってくれる感じ。
何がその魔法なのか、ついつい分析してしまいます笑。
音の物語を二人が読み取って共有しているから、
それぞれの息が自然ピッタリ寄り添っていて、
素晴らしい対話になってる・・
こんな少女たちが
天然で持っているものなんだなーと思うと嬉しい。
心に響く演奏というのは、人によっても、環境によっても、聴くタイミングによっても
変わってきますから、
これが正しい、というものはありませんが、
今、これにハマっています・・・
2015年4月16日木曜日
琴線に触れる
今日は、首を長くして待っていたヴァイオリンの弦がイタリアからはるばる到着。
私たちが使用しているのは、ガット弦。
テニスで使うあのガットです。
羊の腸や牛の腸を頂戴して作ります。
羊の方が音色が繊細で良い、という論もありますが、
上の写真のものは牛。
このメーカーさんの弦のキャラクターが気に入っているので、
特に動物には今のところこだわっていません笑。
実は私も一度弦の製造を習ったことがあるんです・・・
さあ、自分で作るぞー!っと意気込んで腸を購入したところまでいったのですが・・
(今は狂牛病流行以来、生腸は譲ってもらえないということで、ソーセージ用の腸をとりあえずゲット)
機械に弱い私、弦製作の大道具たちの製作と
水びたしにできるスペース確保という、
一番最初の最初のステップでつまずいたまま、
結局冷蔵庫の中で、ハンパない量の腸の塩漬けが・・・
ソーセージの店、いずれ開店するのかって・・笑。
そんなわけで、今日のテーマは琴線♡
琴線に触れるって素敵な表現ですよね。
琴の弦って、ちょっと触れただけでも音がしますよね。
そよ風でさえつま弾けるというのか、
13本の弦がお互いに共鳴し合うので、
その響きを聴くだけでも癒されます。
ちょっとした事象にも共鳴するということを、感動しやすい心に例えた表現、
どなたが最初に表したフレーズなのか知らないのですが、
日々の生活の中で
「いやあ、今日は私、心の琴線に触れられてしまったわぁ〜」
なんてつい言ってしまうような、
感受性の豊かな過ごし方が出来たらいい感じですねぇ・・・♡
そんなわけで、今日は、私、かおりの心の琴線を触れずにはいられなかった
ヴァイオリニストを紹介します〜。
ちょっと前に、
イギリスをテーマにしたコンサートに参加させていただいたことがあります。
バロック時代のイギリス人たちが楽しみにしていたのが観劇。
そのために書かれた音楽を集めたプログラムだったんです。
その頃のイギリスでは、とりわけお金持ちが観劇を愉しんだ、というわけではなく、
結構巷で劇を見ることでき、みんなの楽しみだった様です。
なので、劇の合間合間に、その頃流行っていたチューン(唄)を演奏したらしいのです。
例えば、皆さんご存知のグリーンスリーブズとかも入ってるんです。
そんなわけで、かなりフィドルを思わせるチューンということで、
ずっとアイリッシュ音楽をリサーチしていて結構ハマったんですが
そのとき見つけたのがこのフィドラー。マーティン・ヘイズです。
ひとまずじーっくり聴いてください・・
いやあ、これこそ、「心の琴線に触れた」と表現するのがピッタリの経験。
心にそのまま入ってくる、というのか。
ただただ、聴き入ってしまうというのか。
でも、面白いんですよ、
彼、さらっと言うんです。
「僕は、音楽を悪用していた時期があるんだ。20代の頃かな。
ただお金を稼ぐ為だけに弾いていた。実際、その頃は
『音楽が感情を表現できる』ってこと、全く信じてなかったんだと思う。」
逆にこの正直さがたまらない笑。
音楽に真摯に向き合ってきた人だからこそ、
さらっと言えてしまうんだと思うけれど・・・
彼をずっと遡ったバロック時代のイギリスに話をズーンととばしますと、
イギリスで活躍していたジェミニアーニというヴァイオリニストがいるんです。
(彼もチューンを感じる作品いっぱい残してます)
コレッリの弟子で、「ヴァイオリン演奏の芸術」みたいなタイトルで教本を残していて、
バロックヴァイオリンを始める時に誰もが学ぶ本なんです。
その序文にですね、
---音楽の意図というのは、耳を心地よくさせることだけではなくて、感情を表現し、人々の創造力を引き出し、心に作用し、熱情をよみがえらせること。
ヴァイオリン演奏にある芸術というのは、
「人の声」(完成なる美)という音色を
この楽器に与えること----
といったような意味合いのことが書かれているんですが
(教本にしてはロマンチックな序文♡こーんな時代だったんですねー)
マーティンのヴァイオリンの音色は
そんな”肉声を感じる何か”があるように思います。
2015年4月13日月曜日
継続は力。
桜に雪がかぶった不思議な今年の春、今日は久しぶりに春日和の日曜でしたね〜☆
皆様どんな春の一日を愉しまれたのでしょう?
こんな感じ?
サンサーンス『春は目覚めて』歌 マリア・カラス
https://youtu.be/xPayceuu2Pk
それとも・・・
こんな感じ?
「4月のパリ」歌 エラ・フィッツジェラルド
https://youtu.be/AZxrvslGt5w
さてさて、すっかり更新が滞っておりました・・・
そういえば、
息子の剣道のお稽古でちょうど先生から
「継続は力」
というお話を頂いたところ。
若かりし頃は、この言葉は教訓じみているとしか受け取れなかった私も、
この力に偉大さを感じるようになりました・・
だって、
ほんとに難しいんですもの・・・笑。
教訓じみていると感じていた背景には、
継続=反復 →努力が必要
という受け取り方しかなかったからでしょう。
(しかも、努力といわれると、
なにか強いられる感があって・・・)
でも、継続って、やっぱり楽しくなきゃ、できない。
だから、「楽しくなるようにするはどうしたらいいのか?」という
工夫をすることなんだな、
っと最近思います。
実はとても創造的な行為、
なのですね。
継続していてもう一つ素敵なことは、
流れにのっている心地よさ、
かもしれません。
継続=ワクワク
三日坊主なりに、
こんな公式が見えてくるようになりました〜
とはいえ・・
流れから外れてしまった今日は
実は必死で書いています・・ゼーゼー。。。
ひとまずは、とにかく書いて、
またどうか、次につながりますように。
締めくくりに・・・・
先ほどの「4月のパリ」、
バージョンが違うと、同じ歌でもこんなにもしっとり聴けるのですよ↓
私が目にした美しい春日和の https://youtu.be/fCsNg6XB3dg
写真とともにお愉しみください。
それでは皆様、
また素晴らしい一週間をお過ごしくださいー♡
皆様どんな春の一日を愉しまれたのでしょう?
こんな感じ?
サンサーンス『春は目覚めて』歌 マリア・カラス
https://youtu.be/xPayceuu2Pk
それとも・・・
こんな感じ?
「4月のパリ」歌 エラ・フィッツジェラルド
https://youtu.be/AZxrvslGt5w
さてさて、すっかり更新が滞っておりました・・・
そういえば、
息子の剣道のお稽古でちょうど先生から
「継続は力」
というお話を頂いたところ。
若かりし頃は、この言葉は教訓じみているとしか受け取れなかった私も、
この力に偉大さを感じるようになりました・・
だって、
ほんとに難しいんですもの・・・笑。
教訓じみていると感じていた背景には、
継続=反復 →努力が必要
という受け取り方しかなかったからでしょう。
(しかも、努力といわれると、
なにか強いられる感があって・・・)
でも、継続って、やっぱり楽しくなきゃ、できない。
だから、「楽しくなるようにするはどうしたらいいのか?」という
工夫をすることなんだな、
っと最近思います。
実はとても創造的な行為、
なのですね。
継続していてもう一つ素敵なことは、
流れにのっている心地よさ、
かもしれません。
継続=ワクワク
三日坊主なりに、
こんな公式が見えてくるようになりました〜
とはいえ・・
流れから外れてしまった今日は
実は必死で書いています・・ゼーゼー。。。
ひとまずは、とにかく書いて、
またどうか、次につながりますように。
締めくくりに・・・・
先ほどの「4月のパリ」、
バージョンが違うと、同じ歌でもこんなにもしっとり聴けるのですよ↓
私が目にした美しい春日和の https://youtu.be/fCsNg6XB3dg
写真とともにお愉しみください。
それでは皆様、
また素晴らしい一週間をお過ごしくださいー♡
2015年3月27日金曜日
言わないから、分かって・・
お読みいただき、ありがとうございます!
半農ヴァイオリニストKaoriです。www.animaconcordia.com
春うらら、梅をひとしきり愉しんだ後は・・
じゃじゃーん
スイセン(ラッパズイセン)真っ盛りですね〜☆
スイセンというと、ギリシャ神話で出てくるナルキッソスにちなんだ花。
ナルシスト、っていうじゃないですか?
あれです。(英語だと、文字通りナルシス、と呼ばれています)
ナルキッソスはとても美しい青年。
森の妖精達が恋心を寄せるのですが、
彼は、つれなくも妖精たちを拒みます。
「神に対する侮辱だー!」
と怒った女神ネメシスは
ナルキッソスに魔法をかけ、自分しか愛せないようにしてしまう・・
ナルキッソスは水面に写った自分の姿に恋をし、
その人に触れることもできず、
ただただ、
水面に写る自分を眺めながら死んでいってしまう・・・というお話。
ナルキッソスの亡くなった水辺に咲いていたのがスイセンなのだそうですが、
半農ヴァイオリニストKaoriです。www.animaconcordia.com
春うらら、梅をひとしきり愉しんだ後は・・
じゃじゃーん
スイセン(ラッパズイセン)真っ盛りですね〜☆
スイセンというと、ギリシャ神話で出てくるナルキッソスにちなんだ花。
ナルシスト、っていうじゃないですか?
あれです。(英語だと、文字通りナルシス、と呼ばれています)
ナルキッソスはとても美しい青年。
森の妖精達が恋心を寄せるのですが、
彼は、つれなくも妖精たちを拒みます。
「神に対する侮辱だー!」
と怒った女神ネメシスは
ナルキッソスに魔法をかけ、自分しか愛せないようにしてしまう・・
ナルキッソスは水面に写った自分の姿に恋をし、
その人に触れることもできず、
ただただ、
水面に写る自分を眺めながら死んでいってしまう・・・というお話。
![]() |
| カラヴァッジョ「ナルキッソス」 |
ナルキッソスの亡くなった水辺に咲いていたのがスイセンなのだそうですが、
こうしてちょっとうつむく姿・・・
ロンドンに滞在していた時、ナショナルギャラリーで
水辺を眺め続けるナルキッソスのようだ、
ということで、彼にちなむ花とされています。
ですから、花言葉は
自己愛。
ナルキッソスがかかった魔法はごめんだけれど、
様々な転機が訪れ、何かと忙しくなるこの季節、
自分に向き合い
そして自分を大事にする。
そんなひと時を今一度、持ちましょうよ
っと言って咲いてくれているのかもしれませんね。
さて、言葉なき花のメッセージと同じなのが、
絵画の世界。
いきなりですが、この絵・・・
どんな感覚を覚えますか・・?
![]() |
| ブロンツィーノ 愛の寓意 |
その迫力と艶っぽさ、鮮やかさに圧倒され、
自宅に飾っていた(もちろん本物じゃありませんよ!笑)絵です。
ところが、毎日眺めていると、
喜ばしい場面なのか、
それとも実は怪しい絵なのか、
見れば見るほど、分からない
とっても不気味、
しかしなんとも言えない艶やかさに惹かれてしまう。
とても不思議な感触でおりました。
先日、中野京子さんの著書「怖い絵」を読んでいましたら、
この絵が取り上げられていました。
作家でもある中野さんならではの文章力が、
絵画を至近距離で、生々しく感じさせてくれるので
あえて私は詳しくここで書きませんが、
この絵のタイトル「愛の寓意」とは・・
寓意の意味を辞書で調べますと、
ある意味を、直接には表さず、
別の物事に託して表すこと。
つまり、
私、言わないから。
分かって・・
ということ。
知る人ぞ知る
あなたなら分かるわよね・・・(ニヤリ)?
といったところでしょうか。
かなり試されている感ありますが、
実はこの寓意、
バロックの時代は流行っていたのでございます。
(そいでもって、音楽はもちろん格好の材料だったわけ!)
(そいでもって、音楽はもちろん格好の材料だったわけ!)
謎・・
分からないからこそ、
分からないからこそ、
自分の感覚を研ぎすませて
内側に入っていくことができる
そーんな時間をくれるのがアートなんですね♡
どうでもいいんですが、
ブロンツィーノの絵右上の「時の翁」と解釈されている髭の老人、
古楽界のパパである彼にそっくり・・・笑
![]() |
| ヴィーラント・クイケン |
2015年3月7日土曜日
テレマン
こんにちわ。アニマコンコルディアのヴァイオリン弾きKaori です。
アニマコンコルディアのホームページはこちら。www.animaconcordia.com
来週末は久しぶりに名古屋へ行きます。
中部地区の古楽愛好家に結成された名古屋バロック音楽協会、
アニマコンコルディアの名古屋公演の際には
会報に掲載していただいたり、いつもお力を貸していただいておりました。
ここの代表をされている片岡さんがリサイタルを開催されるので
ご一緒させていただきます・・
片岡さんは毎年必ずご自分でリサイタルを企画されていて(脱帽!)
今回はテレマン三昧プログラムでございます・・
詳しくはこちら。
名古屋バロック音楽協会
http://www.nagoya-baroque.com/cgi/caldiary/caldiary.cgi
フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ
そしてチェンバロ、というゴージャスな品揃え。
それぞれ違った個性を持つ楽器四つが一緒になって会話する
まるで、
うな重とステーキと寿司とパスタが一気に味わえてしまうような
(あまり嬉しい組み合わせじゃないじゃないか・・・)
まるで、
ピザ生地にチョコとナッツを振りかけて、カプチーノといただいたら
すっごい美味しかった!っというような
(まだわかりにくいか・・)
まるで、
ワイン、前菜、メイン、デザートとフルコースを頂いた後の
全行程の満足感というのか
(・・頑張りました・・)
そういった感覚が味わえる四重奏曲をテレマンは書きました。
そしてこのコンサート、
なんとなんと、その四重奏曲集の一つの巻を全部やってしまうという
(巻には6曲はいっておるのでございます・・汗)
かなりコアで、
かなりレアなコンサートでございます。
はっきり言いまして、
お話を頂きました時には
こ、これは・・
挑戦状・・・
かなりマラソニックでございます。
作品のエンターテイメント的充実性を楽しめるのはもちろんのこと、
ミュージシャンが汗かきもがく、
そんなエンターテイメントも楽しめるかもしれません笑。
まあ、ヴァイオリンというのは、そもそも抒情からヴィルトゥオーゾまで、
大抵忙しく動き回るものですが(ほほほ・・自慢げ?)
しかし、とっても優雅で上品な楽器である
ヴィオラ・ダ・ガンバ、
テレマンはそのガンバを、
この作品ではまるでヴァイオリンのように動き回らせるのでございます。
しかしテレマン、
巷でよく聞かれる名前ではありながら、
なんとなく印象の弱い作曲家のイメージ?というのが
無くはないのですが、
(多作な作曲家なので、いろいろ聴いているうちにテレマンの手の内を読める、と思ってしまうところにあるのかも・・?)
いやしかし、いろいろと演奏してみるとやはりこの人、
ホントに書き方知っていたなー、と
そして、其々の楽器の可能性が明確に読み取れていた人なんだなー、と
感心するばかりでございます。
学校で必ず教わる
ヘンデルとバッハとも親交があつかったわけですから・・
音楽セレブなわけですよね笑
音の職人、しかも匠、というところでしょうか。
すごいです。
そのすごさ、ちょっとやそっとでは紹介しきれないですが、
今日から来週の公演日にかけて
ちょっとづつテレマンのご紹介ができたらな、と思います。
今日はまずはご挨拶までに、1曲だけご紹介して・・
コンサートの演目とは関係ありませんが、
今日のような土曜日の朝、
或は、
夕暮れ時の空を見上げながらでもよいでしょう、
テレマン作 トランペット協奏曲 ニ長調の一楽章
是非聴いてみてください。
通常はキンキラで
おめでたい時に参上するトランペットですが、
そのトランペットがしっとりと歌い奏でる
素敵な曲でございます。
できればバロックトランペットで聴いていただきたいなー。
どこか温かみを含んだ音色です・・
ちなみに、ちょうど一週間後、3月14日(土)は
なんとなんとテレマンの誕生日ですよー。
その一日前にイブ公演する片岡さん、
さすがオツだなー。
アニマコンコルディアのホームページはこちら。www.animaconcordia.com
来週末は久しぶりに名古屋へ行きます。
中部地区の古楽愛好家に結成された名古屋バロック音楽協会、
アニマコンコルディアの名古屋公演の際には
会報に掲載していただいたり、いつもお力を貸していただいておりました。
ここの代表をされている片岡さんがリサイタルを開催されるので
ご一緒させていただきます・・
片岡さんは毎年必ずご自分でリサイタルを企画されていて(脱帽!)
今回はテレマン三昧プログラムでございます・・
詳しくはこちら。
名古屋バロック音楽協会
http://www.nagoya-baroque.com/cgi/caldiary/caldiary.cgi
フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ
そしてチェンバロ、というゴージャスな品揃え。
それぞれ違った個性を持つ楽器四つが一緒になって会話する
まるで、
うな重とステーキと寿司とパスタが一気に味わえてしまうような
(あまり嬉しい組み合わせじゃないじゃないか・・・)
まるで、
ピザ生地にチョコとナッツを振りかけて、カプチーノといただいたら
すっごい美味しかった!っというような
(まだわかりにくいか・・)
まるで、
ワイン、前菜、メイン、デザートとフルコースを頂いた後の
全行程の満足感というのか
(・・頑張りました・・)
そういった感覚が味わえる四重奏曲をテレマンは書きました。
そしてこのコンサート、
なんとなんと、その四重奏曲集の一つの巻を全部やってしまうという
(巻には6曲はいっておるのでございます・・汗)
かなりコアで、
かなりレアなコンサートでございます。
はっきり言いまして、
お話を頂きました時には
こ、これは・・
挑戦状・・・
かなりマラソニックでございます。
作品のエンターテイメント的充実性を楽しめるのはもちろんのこと、
ミュージシャンが汗かきもがく、
そんなエンターテイメントも楽しめるかもしれません笑。
まあ、ヴァイオリンというのは、そもそも抒情からヴィルトゥオーゾまで、
大抵忙しく動き回るものですが(ほほほ・・自慢げ?)
しかし、とっても優雅で上品な楽器である
ヴィオラ・ダ・ガンバ、
テレマンはそのガンバを、
この作品ではまるでヴァイオリンのように動き回らせるのでございます。
しかしテレマン、
巷でよく聞かれる名前ではありながら、
なんとなく印象の弱い作曲家のイメージ?というのが
無くはないのですが、
(多作な作曲家なので、いろいろ聴いているうちにテレマンの手の内を読める、と思ってしまうところにあるのかも・・?)
いやしかし、いろいろと演奏してみるとやはりこの人、
ホントに書き方知っていたなー、と
そして、其々の楽器の可能性が明確に読み取れていた人なんだなー、と
感心するばかりでございます。
学校で必ず教わる
ヘンデルとバッハとも親交があつかったわけですから・・
音楽セレブなわけですよね笑
音の職人、しかも匠、というところでしょうか。
すごいです。
そのすごさ、ちょっとやそっとでは紹介しきれないですが、
今日から来週の公演日にかけて
ちょっとづつテレマンのご紹介ができたらな、と思います。
今日はまずはご挨拶までに、1曲だけご紹介して・・
コンサートの演目とは関係ありませんが、
今日のような土曜日の朝、
或は、
夕暮れ時の空を見上げながらでもよいでしょう、
テレマン作 トランペット協奏曲 ニ長調の一楽章
是非聴いてみてください。
通常はキンキラで
おめでたい時に参上するトランペットですが、
そのトランペットがしっとりと歌い奏でる
素敵な曲でございます。
できればバロックトランペットで聴いていただきたいなー。
どこか温かみを含んだ音色です・・
ちなみに、ちょうど一週間後、3月14日(土)は
なんとなんとテレマンの誕生日ですよー。
その一日前にイブ公演する片岡さん、
さすがオツだなー。
2015年2月22日日曜日
外側に見えるものと内側から輝きだすもの、どちらが外見? Geoff Gallante
こんにちわ。アニマコンコルディアのかおりです。
昨夜、ゆっくり映画を観ようと思っていたら、
もっとすごいものを観てしまった・・
たった7分45秒なのに、二時間たっぷり名作映画を観たような衝撃・・・・。
『ほんの数分ちょうだい。映画の前にちょっと見せたいものが・・』
と、夫が見せてくれたビデオなんですが、
ジャズバーかどこかで録られたホームビデオっぽい録画。
出演しているミュージシャンに少年が
「一曲一緒に弾かせていただけませんか?」
と言うところから始まります。
まあまあ、それ以上の注釈はさておき、観てください・・
http://youtu.be/1xEFTFnRmLw
・・・・・・・。
いかがですか?
私は口をあんぐり開けたままでした・・笑
演奏の後に、ピアニストが説明していますが、この「Cheek to cheek」という曲、
即興するのが決して簡単な曲ではないそうです。
和声構成が結構複雑で長く、特に変ロ長調から変ロ短調に転調する部分は、
大物ミュージシャンでもつまずくことがあるような曲、
なんだそうです。
11歳の少年のここまでの演奏・・・もちろん技術的な部分も目を見張るものなんですが、
しかし、何より、
ステージに立つ彼の「存在感」というのか、
彼を取り巻く(というか、おそらく彼が生み出す)空気に圧倒されます。
目前に見える身体よりも、
ずっと大きく見えるんですよね・・。
こういう時、人は「やっぱ、彼の前世は・・・」とかいうんですが
(実は昨夜の夫のコメント笑)
ただただ音と一体化している結果なんだと思います。
言い換えると、思い描いているものになりきっているんでしょうね。
イメージがあって、それが「見える」ように振る舞う。
そうすると、そのイメージ自体が、
『見る』から『為る』へと助けてくれる・・
まずはイメージ。
『見えるもの』と『見えないもの』
これらは対立するものではなくて、
この二つの調和の上に世界は広がる。
実はどちらか一方だけでは成り立たない。
11歳の男の子が、成熟した大人に見える瞬間、
まだまだ学び直すことがあることに
感謝するばかりです。
ちなみに付け加えておくと・・
少年の演奏に応えて
それをさらに「生かす」対話をされている
ピアニストとベーシストの粋なフォロー。
これがあるから更に素晴らしいです・・・
もっと言うと(笑)・・・
絵画の額のような鏡とそれをぼんやり映し出すライティング
この中に
お客さんとミュージシャンの一体感が描き出されているようなこの設定、
偶然の産物ながら最高の演出です。
こんな空間が
ライブの醍醐味なんだなー。
ありがとうございました・・
昨夜、ゆっくり映画を観ようと思っていたら、
もっとすごいものを観てしまった・・
たった7分45秒なのに、二時間たっぷり名作映画を観たような衝撃・・・・。
『ほんの数分ちょうだい。映画の前にちょっと見せたいものが・・』
と、夫が見せてくれたビデオなんですが、
ジャズバーかどこかで録られたホームビデオっぽい録画。
出演しているミュージシャンに少年が
「一曲一緒に弾かせていただけませんか?」
と言うところから始まります。
まあまあ、それ以上の注釈はさておき、観てください・・
http://youtu.be/1xEFTFnRmLw
・・・・・・・。
いかがですか?
私は口をあんぐり開けたままでした・・笑
演奏の後に、ピアニストが説明していますが、この「Cheek to cheek」という曲、
即興するのが決して簡単な曲ではないそうです。
和声構成が結構複雑で長く、特に変ロ長調から変ロ短調に転調する部分は、
大物ミュージシャンでもつまずくことがあるような曲、
なんだそうです。
11歳の少年のここまでの演奏・・・もちろん技術的な部分も目を見張るものなんですが、
しかし、何より、
ステージに立つ彼の「存在感」というのか、
彼を取り巻く(というか、おそらく彼が生み出す)空気に圧倒されます。
目前に見える身体よりも、
ずっと大きく見えるんですよね・・。
こういう時、人は「やっぱ、彼の前世は・・・」とかいうんですが
(実は昨夜の夫のコメント笑)
ただただ音と一体化している結果なんだと思います。
言い換えると、思い描いているものになりきっているんでしょうね。
イメージがあって、それが「見える」ように振る舞う。
そうすると、そのイメージ自体が、
『見る』から『為る』へと助けてくれる・・
まずはイメージ。
『見えるもの』と『見えないもの』
これらは対立するものではなくて、
この二つの調和の上に世界は広がる。
実はどちらか一方だけでは成り立たない。
11歳の男の子が、成熟した大人に見える瞬間、
まだまだ学び直すことがあることに
感謝するばかりです。
ちなみに付け加えておくと・・
少年の演奏に応えて
それをさらに「生かす」対話をされている
ピアニストとベーシストの粋なフォロー。
これがあるから更に素晴らしいです・・・
もっと言うと(笑)・・・
絵画の額のような鏡とそれをぼんやり映し出すライティング
この中に
お客さんとミュージシャンの一体感が描き出されているようなこの設定、
偶然の産物ながら最高の演出です。
こんな空間が
ライブの醍醐味なんだなー。
ありがとうございました・・
2014年6月16日月曜日
デイヴィッド・ギャレット
先日偶然ヴァイオリニスト、デイヴィッド・ギャレットがテレビ出演しているのを発見。
デイヴィッドは「熊蜂の飛行」という作品を最速で演奏しギネスブックに載ったヴァイオリニストなんです。
一番速い熊蜂の演奏、ギネスブックで認定された瞬間のビデオを観たい方は
http://youtu.be/NHkX0URELfQ
(その演奏自体は最速なだけあって(笑)あっという間に終ってしまうので、番組の中でかなり引っ張っていて、ビデオではほんの最後の2,3分です・・・)
来日したのはライブのためでもあるけれど、彼がパガニーニに扮して出演した映画の宣伝のためのよう。 そんなわけで、テレビではパガニーニのカプリース第24番を披露。
彼の面白いところは、例えばこのカプリース、ギター伴奏をアレンジして演奏。 カプリースは練習曲のように聞こえてしまいがちだけれど、彼の演奏はイタリア人Bellissimoなパガニーニを連想させてくれて面白かった。それでは早速・・・、と映画を鑑賞。巷で見られる肖像がではあんまりハンサムとはいえないパガニーニ、カジノ営業や重なる逮捕歴、女性遍歴などなど、残る逸話を聞いていると、 映画でのパガニーニはちょっとダンディすぎないか?笑 自分の中のパガニーニのイメージが強いのか、今ひとつニコロを見た、という実感が湧かないんだが、 映画に盛り込まれたヴァイオリンのパフォーマンスはかなり満足に愉しめる。 ストラディヴァリウスで奏でる超絶技巧の中にヴァイオリンの色っぽさが感じられる。 そんな演奏を聴いていると、「そうかあ、女性達をイチコロにしたニコロなのだから、映画で描いた部分も本当なのかもしれない・・」と思えてきたり。 ちなみに、パガニーニのお相手の清純な歌手の声もなかなか味がありまた色っぽくて良かった。 最終的には「デイヴィッド・ギャレットを愉しんでください」という映画かも。 彼がパガニーニのイメージで作曲しているらしいんだけど、どれだろう・・
2012年12月30日日曜日
ハモることの魔法
なんと言うメソッドだったか思い出せないが、耳を育てる、という訓練法を大学時代のピアノの先生に教わった事があり、レッスンで興奮したことを覚えている。特に現代の奏法では音程については独特な取り方があって、私の学生時代も「シャープを高めに意識して」とか、「導音は出来るだけ根音に近い音程で」とか教わった事がある。オーケストラをバックにするときは自分のソロが引き立つように、オケより何ヘルツか高めに調弦する、そうするとソロの音色がより輝きを増して引き立つ、ということもよく聞いたものだ。それはそれで「音の色」というものに敏感になった結果でアイデアとしては悪くないが、楽譜の中で書かれている「和声」としてみたら、結局ずっとハモらないまま弾くって事なんだよなー、という「?」を抱えていたのも覚えている。そんなとき、副科のピアノのレッスンでこの「耳を育てるメソッド」のことを聞いた。とても単純な練習で、ピアノで五度を弾きながら(例えばドとソ)、そこにハモる三度(ミ)を五度の響きに溶け込ませるように歌っていく。与えられた五度の中に調和するミが鳴ると共鳴を起こして、まるで百人の合唱が歌っているかのように自分の耳元で鳴り響くのだ。これがとんでもない快感でハマりにハマったものだった。
今私たちが使用しているバロックヴァイオリンでも同じようなことが言える。ガット弦を使用していて、金属弦よりも音が弱い、と言われたりするけれど、いやいやこのガット弦、そしてバロックヴァイオリンの素晴らしさは、ハモる音を鳴らすと楽器がよく鳴り、音もよく伸びるのだ。(反対に言えば、調和しない音程を弾いている限り、全く「鳴らない」とも言えるから厳しい、ということでもある・・・。)
調和にはすごい魔法と力が備わっている!共鳴の法則に基づいて。
「私たちも実は四弦のギターにとても似ていて、四つのエネルギーフィールドの中にあります。自身が調律された楽器になると、人生の出来事をただ体験するのではなく、自分で創り出す事ができます」という記事を目にして、よくわからないままにしかしドキっとして、ふと教わったメソッドの快感を思い出した。
2012年12月29日土曜日
休暇という時間
子供が学習するプロセスに、時々驚かされることがあります。一晩寝かせたら、弾けるようになっちゃった、みたいな。
例えば、自分が子供の頃にも、一週間ほとんど練習していなかったのに、なぜかレッスンで先生にほめられたり、という経験は皆さんあるでしょう。当時は「なんか先生ご機嫌だったなあ」と思っただけでしたが、どうやら、その「何もしなかった」期間に何か起きているらしい。経験によって体に記録されたことが、その〔休暇〕時間にリラックスした状態の中で熟考され、熟成するのでしょう。
休符が「音の無い音」と理解することで音楽の中で生かされるように、休暇も単なる一時停止ではなく、「熟成」として生かしたいものです。
2012年12月21日金曜日
2012年12月18日火曜日
おフランス
フランス料理といえば、美しく、繊細な芸術的料理として今では知られていますが、もともと洗練されたその調理法はもともとはイタリアからやってきました。もっともそれも14世紀くらいまでに遡りますが。ぐっと変わってくるのは、1500年の前半にイタリア・フィレンツェの大富豪メディチ家から、カトリーヌがフランスに嫁ぐところからです。彼女が一緒に料理人を連れてきたからです。彼女は食とファッションにはこだわっていたので、日夜晩餐会。そこで眼を見はるメニューが・・。例えば子牛や豚の脳みそのシチューなんかとか・・。ケーキ、アイスクリームなど、今親しまれている色とりどりのスイーツもその頃。
さて、ヴァイオリンのフランスでの歴史も、この流れにかなり似ています。
さて、ヴァイオリンのフランスでの歴史も、この流れにかなり似ています。
2012年12月14日金曜日
ヴェルサイユ
まず、ヴェルサイユというのがどのくらいゴージャスかというと、1612年、ルイ13世が結婚したときのお祝いで、無料の公開コンサートが開かれたんだって。公開、といってもどの程度の人々に公開だったのか、っていうのはちょっとわからないけれど、ロイヤルパレスの前の広場というから、誰でも見れたんじゃないかな。何と200のトランペット、オーボエ、歌声、あらゆる楽器が天に向かって鳴り響いていたんだとか!もちろんパレス内も、教会も、すべて音楽で埋め尽くされていた。おー、何とゴージャス!
話はそれますが、オランダの女王の誕生日には、誰でも通りに出て、商売をすることが許されて、子供も自分のいらなくなったおもちゃを通りに並べて売ったりするんだけど、そのときの町はほんとに人、物、物、人、に埋め尽くされていて、しかもその陽気さといったらすごいもの!まあ、日本のねぶた祭やリオデジャネイロの祭りでも同じなんだけど、つまり200のトランペットでそんな状態、ということになるわけで・・・いいなー、いってみたい!
話はそれますが、オランダの女王の誕生日には、誰でも通りに出て、商売をすることが許されて、子供も自分のいらなくなったおもちゃを通りに並べて売ったりするんだけど、そのときの町はほんとに人、物、物、人、に埋め尽くされていて、しかもその陽気さといったらすごいもの!まあ、日本のねぶた祭やリオデジャネイロの祭りでも同じなんだけど、つまり200のトランペットでそんな状態、ということになるわけで・・・いいなー、いってみたい!
ヴィルトゥオーゾ
ジャン・ミシェル・モルクという人が、「偉大なるヴァイオリニストたち」という著書を出版しています。クライスラーからクレーメル、50人の名ヴァイオリニストたちが紹介され、それぞれの演奏CD-ROMもついています。それぞれ個性の光るプレイヤーばかりで、いい時代ですね。しかし、紹介されているプレイヤーの中で一番古いのがクライスラーということは、1800年の後半からの話。じゃあ、その前はどうなの?っというと、これまたガツっと250年ほど遡ってみても、なかなかすごいんです!ヴェルサイユ宮殿が盛り上がっていた時代、王様がお抱えにしていたヴァイオリニストはなんと24人!すべての奏者名を突き止めているわけではありませんが、楽譜に残されている複数のヴァイオリニストたちの譜面からそのすごさがうかがわれます。残念ながら、録音は残っていないので、私たちが変わって録音、ということで(まがいものの複製にはなってしまいますが・・笑)ルクレール、2本のヴァイオリンのためのソナタを全集録音しました。まずは第2巻を2枚組でリリース、そしてこのたび、第1巻がもうすぐ、もうすぐ産声をあげるところです!
そしてライヴァルもまだまだやってきますぞ。
2012年10月30日火曜日
失敗
宇宙には、失敗という観念はありません。失敗と受け取るのは「私」です。
今は亡きステファン・グラッペリの演奏に、かつて「ミス」を聞いたことはありませんでした。
かといって、「ノーミスだ」とか「完璧だ」という印象すら与えません。
ただ、自然なままです。
あまりインスピレーションの湧かない相手とセッションをしているときも、
「なんかつまんないなー」という自分をアートにしてしまっています。ただただ、自然です。
今は亡きステファン・グラッペリの演奏に、かつて「ミス」を聞いたことはありませんでした。
かといって、「ノーミスだ」とか「完璧だ」という印象すら与えません。
ただ、自然なままです。
あまりインスピレーションの湧かない相手とセッションをしているときも、
「なんかつまんないなー」という自分をアートにしてしまっています。ただただ、自然です。
登録:
投稿 (Atom)





