こんにちわ。アニマコンコルディアのかおりです。
昨夜、ゆっくり映画を観ようと思っていたら、
もっとすごいものを観てしまった・・
たった7分45秒なのに、二時間たっぷり名作映画を観たような衝撃・・・・。
『ほんの数分ちょうだい。映画の前にちょっと見せたいものが・・』
と、夫が見せてくれたビデオなんですが、
ジャズバーかどこかで録られたホームビデオっぽい録画。
出演しているミュージシャンに少年が
「一曲一緒に弾かせていただけませんか?」
と言うところから始まります。
まあまあ、それ以上の注釈はさておき、観てください・・
http://youtu.be/1xEFTFnRmLw
・・・・・・・。
いかがですか?
私は口をあんぐり開けたままでした・・笑
演奏の後に、ピアニストが説明していますが、この「Cheek to cheek」という曲、
即興するのが決して簡単な曲ではないそうです。
和声構成が結構複雑で長く、特に変ロ長調から変ロ短調に転調する部分は、
大物ミュージシャンでもつまずくことがあるような曲、
なんだそうです。
11歳の少年のここまでの演奏・・・もちろん技術的な部分も目を見張るものなんですが、
しかし、何より、
ステージに立つ彼の「存在感」というのか、
彼を取り巻く(というか、おそらく彼が生み出す)空気に圧倒されます。
目前に見える身体よりも、
ずっと大きく見えるんですよね・・。
こういう時、人は「やっぱ、彼の前世は・・・」とかいうんですが
(実は昨夜の夫のコメント笑)
ただただ音と一体化している結果なんだと思います。
言い換えると、思い描いているものになりきっているんでしょうね。
イメージがあって、それが「見える」ように振る舞う。
そうすると、そのイメージ自体が、
『見る』から『為る』へと助けてくれる・・
まずはイメージ。
『見えるもの』と『見えないもの』
これらは対立するものではなくて、
この二つの調和の上に世界は広がる。
実はどちらか一方だけでは成り立たない。
11歳の男の子が、成熟した大人に見える瞬間、
まだまだ学び直すことがあることに
感謝するばかりです。
ちなみに付け加えておくと・・
少年の演奏に応えて
それをさらに「生かす」対話をされている
ピアニストとベーシストの粋なフォロー。
これがあるから更に素晴らしいです・・・
もっと言うと(笑)・・・
絵画の額のような鏡とそれをぼんやり映し出すライティング
この中に
お客さんとミュージシャンの一体感が描き出されているようなこの設定、
偶然の産物ながら最高の演出です。
こんな空間が
ライブの醍醐味なんだなー。
ありがとうございました・・
農(agriculture)と創る楽しみ(creativity) 、アグリエイティブな日常と世界を心に描くヴァイオリン弾きです。皆さん一日に一つでも笑顔を増やせるブログを 目指して綴ります。
2015年2月22日日曜日
2015年2月20日金曜日
現在のメンター
今日登場するのは・・・・
もうすぐ7ヶ月のボーダコリーです。
昨年、私たち家族に添ってくれたトイプードルが天国への虹を渡り、
これまで犬に育てられた(笑)私たち家族は、
やはり犬無しの生活に長くは耐えきれずに迎えたのがこのボーダーコリー。
「犬の中で一番頭いいんだぜー」
っと、なんかすごいもんつかんだぜ、みたいに誇らしげな夫・・・
「頭がいい」ってことは、それだけしつけも大変だという意味なのに・・・
・・大丈夫かなぁ・・
でも、結局私たちはいつもなんだかチャレンジが必要なんです。
私の犬経験値は全く低い。
子供の頃かっていた犬に噛まれ、それ以来犬恐怖症。
動物好きで、猫とはすぐ仲良くなる自分が、
犬語を理解できず近づけないまま人生終るのか、ということが許せず、
犬をもっと知りたい、
と思って迎えたのが昨年旅立ったトイプードル。
そんな彼のお陰で、犬恐怖症はすっかり克服。
犬無しの人生なんて・・と言えるくらいにはなったのですが、
やはり中型犬はまた新しい経験です。
やはり・・・・
違いました・・・・笑
犬種の違い、というより、あくまでもその犬の性格の違いなのかもしれませんが、
コリーちゃん、かなり犬犬しいです・・・笑
本来群れで行動する犬の世界では、誰がその群れのリーダーなのか、ということが
明確であることが大前提。
リーダーはその群れの信頼を得、群れの安全を確保するために動く存在、
それに従うものたちは、ただただ愛を与える存在です。
ペットとして犬を飼う時、
かわいらしくてただただ、愛でる対象として犬を扱いがちですが、
犬は、まず誰が舵とれば安心、調和を確保できるのかを見ている。
ぶれない姿を彼らは求めているというわけです。
では、パック(群れ)リーダーの求められる姿とは・・・・?
シーザー・ミランのビデオを見まくり、本を読みまくり、
そして実践=格闘の毎日・・
なかなか思うようにいかない日々が続き、何度も「無理かも・・」と涙を流しました。
でも、これが、成長するんですよねー・・・
「困ること=学ぶこと」 なんだ、
とつくづく思います。
もっとも、私が成長するより先に、
実は犬のほうが飲み込みが早かったんだと思います(苦笑)。
しかし、それだって、メッセージが明確でないと、飲み込んではくれません。
そういう意味では、
犬の反応というのは、宇宙の反応と同じなんだな、と感じ始めました。
つまり・・
宇宙が機能する仕組みを知りたかったら、犬に聞けばいい。笑
いわゆるアメリカン・ドリームを実現した大物
シーザー・ミランの口癖、
「犬の問題ではないのです。常に問題になるのは我々なのです」
そして
「あなたがして欲しいことを言っても、(犬は)あなたの内側のものを拾い上げます」等々。
彼の番組、犬に関することと思いきや、結構人として教わることの方が多く、
自分と向き合うための大切なメッセージが溢れているので、ハマっています・・・
そして例に漏れず、ロイは私の心の奥の様々なことに、素早く反応し、
私に向かって映し出してくれております・・・
というわけで、
小人さん小人さん、
こんな身近にメンター送ってくれて、 ありがとうー。
ちなみに、吾がメンターの名前はロイ(Roy)。
呼びやすい名前をリストアップして、
「音の響き」だけで多数決で決めた名前なんですが(笑)、
一応Royal、王様、みたいな意味合いになるんですよね。
余談ですが、
バロック時代のヴェルサイユ宮殿、ルイ14世の時代、
「王の24のヴァイオリン」 と呼ばれて有名だった、
王お抱えのヴァイオリニストたちがいるんです。
つまり・・・
私たち夫婦は、「ロイのヴァイオリニスト」ということで・・
晴れて、王お抱えのヴァイオリニストになれるわー!! という、
非常にマニアックで地味なシャレが気に入って
【ロイ】の命名に密かに満足している私です・・
ちなみに私たちのファーストCDですが、
前記した「王の24のヴァイオリン」の代表格である J.M.ルクレール
というヴァイオリニストのデュエット作品全集なんです・・
http://youtu.be/wKcOIrYpYxU
そしてそして・・・
今年は、同じく24のヴァイオリンから、
ルクレールのライヴァルだったヴァイオリニストをとりあげ、
CD製作プロジェクトを計画中です♫
乞うご期待〜♪
昨年、私たち家族に添ってくれたトイプードルが天国への虹を渡り、
これまで犬に育てられた(笑)私たち家族は、
やはり犬無しの生活に長くは耐えきれずに迎えたのがこのボーダーコリー。
「犬の中で一番頭いいんだぜー」
っと、なんかすごいもんつかんだぜ、みたいに誇らしげな夫・・・
「頭がいい」ってことは、それだけしつけも大変だという意味なのに・・・
・・大丈夫かなぁ・・
でも、結局私たちはいつもなんだかチャレンジが必要なんです。
私の犬経験値は全く低い。
子供の頃かっていた犬に噛まれ、それ以来犬恐怖症。
動物好きで、猫とはすぐ仲良くなる自分が、
犬語を理解できず近づけないまま人生終るのか、ということが許せず、
犬をもっと知りたい、
と思って迎えたのが昨年旅立ったトイプードル。
そんな彼のお陰で、犬恐怖症はすっかり克服。
犬無しの人生なんて・・と言えるくらいにはなったのですが、
やはり中型犬はまた新しい経験です。
やはり・・・・
違いました・・・・笑
犬種の違い、というより、あくまでもその犬の性格の違いなのかもしれませんが、
コリーちゃん、かなり犬犬しいです・・・笑
本来群れで行動する犬の世界では、誰がその群れのリーダーなのか、ということが
明確であることが大前提。
リーダーはその群れの信頼を得、群れの安全を確保するために動く存在、
それに従うものたちは、ただただ愛を与える存在です。
ペットとして犬を飼う時、
かわいらしくてただただ、愛でる対象として犬を扱いがちですが、
犬は、まず誰が舵とれば安心、調和を確保できるのかを見ている。
ぶれない姿を彼らは求めているというわけです。
では、パック(群れ)リーダーの求められる姿とは・・・・?
シーザー・ミランのビデオを見まくり、本を読みまくり、
そして実践=格闘の毎日・・
なかなか思うようにいかない日々が続き、何度も「無理かも・・」と涙を流しました。
でも、これが、成長するんですよねー・・・
「困ること=学ぶこと」 なんだ、
とつくづく思います。
もっとも、私が成長するより先に、
実は犬のほうが飲み込みが早かったんだと思います(苦笑)。
しかし、それだって、メッセージが明確でないと、飲み込んではくれません。
そういう意味では、
犬の反応というのは、宇宙の反応と同じなんだな、と感じ始めました。
つまり・・
宇宙が機能する仕組みを知りたかったら、犬に聞けばいい。笑
いわゆるアメリカン・ドリームを実現した大物
シーザー・ミランの口癖、
「犬の問題ではないのです。常に問題になるのは我々なのです」
そして
「あなたがして欲しいことを言っても、(犬は)あなたの内側のものを拾い上げます」等々。
彼の番組、犬に関することと思いきや、結構人として教わることの方が多く、
自分と向き合うための大切なメッセージが溢れているので、ハマっています・・・
そして例に漏れず、ロイは私の心の奥の様々なことに、素早く反応し、
私に向かって映し出してくれております・・・
というわけで、
小人さん小人さん、
こんな身近にメンター送ってくれて、 ありがとうー。
ちなみに、吾がメンターの名前はロイ(Roy)。
呼びやすい名前をリストアップして、
「音の響き」だけで多数決で決めた名前なんですが(笑)、
一応Royal、王様、みたいな意味合いになるんですよね。
余談ですが、
バロック時代のヴェルサイユ宮殿、ルイ14世の時代、
「王の24のヴァイオリン」 と呼ばれて有名だった、
王お抱えのヴァイオリニストたちがいるんです。
つまり・・・
私たち夫婦は、「ロイのヴァイオリニスト」ということで・・
晴れて、王お抱えのヴァイオリニストになれるわー!! という、
非常にマニアックで地味なシャレが気に入って
【ロイ】の命名に密かに満足している私です・・
ちなみに私たちのファーストCDですが、
前記した「王の24のヴァイオリン」の代表格である J.M.ルクレール
というヴァイオリニストのデュエット作品全集なんです・・
http://youtu.be/wKcOIrYpYxU
そしてそして・・・
今年は、同じく24のヴァイオリンから、
ルクレールのライヴァルだったヴァイオリニストをとりあげ、
CD製作プロジェクトを計画中です♫
乞うご期待〜♪
2014年6月16日月曜日
デイヴィッド・ギャレット
先日偶然ヴァイオリニスト、デイヴィッド・ギャレットがテレビ出演しているのを発見。
デイヴィッドは「熊蜂の飛行」という作品を最速で演奏しギネスブックに載ったヴァイオリニストなんです。
一番速い熊蜂の演奏、ギネスブックで認定された瞬間のビデオを観たい方は
http://youtu.be/NHkX0URELfQ
(その演奏自体は最速なだけあって(笑)あっという間に終ってしまうので、番組の中でかなり引っ張っていて、ビデオではほんの最後の2,3分です・・・)
来日したのはライブのためでもあるけれど、彼がパガニーニに扮して出演した映画の宣伝のためのよう。 そんなわけで、テレビではパガニーニのカプリース第24番を披露。
彼の面白いところは、例えばこのカプリース、ギター伴奏をアレンジして演奏。 カプリースは練習曲のように聞こえてしまいがちだけれど、彼の演奏はイタリア人Bellissimoなパガニーニを連想させてくれて面白かった。それでは早速・・・、と映画を鑑賞。巷で見られる肖像がではあんまりハンサムとはいえないパガニーニ、カジノ営業や重なる逮捕歴、女性遍歴などなど、残る逸話を聞いていると、 映画でのパガニーニはちょっとダンディすぎないか?笑 自分の中のパガニーニのイメージが強いのか、今ひとつニコロを見た、という実感が湧かないんだが、 映画に盛り込まれたヴァイオリンのパフォーマンスはかなり満足に愉しめる。 ストラディヴァリウスで奏でる超絶技巧の中にヴァイオリンの色っぽさが感じられる。 そんな演奏を聴いていると、「そうかあ、女性達をイチコロにしたニコロなのだから、映画で描いた部分も本当なのかもしれない・・」と思えてきたり。 ちなみに、パガニーニのお相手の清純な歌手の声もなかなか味がありまた色っぽくて良かった。 最終的には「デイヴィッド・ギャレットを愉しんでください」という映画かも。 彼がパガニーニのイメージで作曲しているらしいんだけど、どれだろう・・
2012年12月30日日曜日
ハモることの魔法
なんと言うメソッドだったか思い出せないが、耳を育てる、という訓練法を大学時代のピアノの先生に教わった事があり、レッスンで興奮したことを覚えている。特に現代の奏法では音程については独特な取り方があって、私の学生時代も「シャープを高めに意識して」とか、「導音は出来るだけ根音に近い音程で」とか教わった事がある。オーケストラをバックにするときは自分のソロが引き立つように、オケより何ヘルツか高めに調弦する、そうするとソロの音色がより輝きを増して引き立つ、ということもよく聞いたものだ。それはそれで「音の色」というものに敏感になった結果でアイデアとしては悪くないが、楽譜の中で書かれている「和声」としてみたら、結局ずっとハモらないまま弾くって事なんだよなー、という「?」を抱えていたのも覚えている。そんなとき、副科のピアノのレッスンでこの「耳を育てるメソッド」のことを聞いた。とても単純な練習で、ピアノで五度を弾きながら(例えばドとソ)、そこにハモる三度(ミ)を五度の響きに溶け込ませるように歌っていく。与えられた五度の中に調和するミが鳴ると共鳴を起こして、まるで百人の合唱が歌っているかのように自分の耳元で鳴り響くのだ。これがとんでもない快感でハマりにハマったものだった。
今私たちが使用しているバロックヴァイオリンでも同じようなことが言える。ガット弦を使用していて、金属弦よりも音が弱い、と言われたりするけれど、いやいやこのガット弦、そしてバロックヴァイオリンの素晴らしさは、ハモる音を鳴らすと楽器がよく鳴り、音もよく伸びるのだ。(反対に言えば、調和しない音程を弾いている限り、全く「鳴らない」とも言えるから厳しい、ということでもある・・・。)
調和にはすごい魔法と力が備わっている!共鳴の法則に基づいて。
「私たちも実は四弦のギターにとても似ていて、四つのエネルギーフィールドの中にあります。自身が調律された楽器になると、人生の出来事をただ体験するのではなく、自分で創り出す事ができます」という記事を目にして、よくわからないままにしかしドキっとして、ふと教わったメソッドの快感を思い出した。
2012年12月29日土曜日
休暇という時間
子供が学習するプロセスに、時々驚かされることがあります。一晩寝かせたら、弾けるようになっちゃった、みたいな。
例えば、自分が子供の頃にも、一週間ほとんど練習していなかったのに、なぜかレッスンで先生にほめられたり、という経験は皆さんあるでしょう。当時は「なんか先生ご機嫌だったなあ」と思っただけでしたが、どうやら、その「何もしなかった」期間に何か起きているらしい。経験によって体に記録されたことが、その〔休暇〕時間にリラックスした状態の中で熟考され、熟成するのでしょう。
休符が「音の無い音」と理解することで音楽の中で生かされるように、休暇も単なる一時停止ではなく、「熟成」として生かしたいものです。
2012年12月23日日曜日
体も心を持っている
自信がなくってもいい。でも、あたかも自信があるような大きいジェスチャーを自分の身体でとりあえずつくってみる。人前で出来なければ、トイレでもいい。鏡の前でそっとしてもいい。自信の崩れそうな気持ちの時、2分そうしてみる。そんなのホントの自分じゃない、と思うだろう。でも、いずれそれがホントの自分になってしまうから、それまで「ふり」をし続ければいい。
エイミー カディーさんの興味深い話。
弓製作中の休憩話から ペルナンブーコ
南アメリカとヨーロッパを行き来する貿易船。さて、珍しい食べ物や、貴重品を船に積むのに使われたのが、樽。中にぎっしり詰まった樽は重くて、秤などはとても使えない。そこで、船員たちは、その木樽をトントン、と叩いて、その音で重さを計っていたんだとか。すっごい音楽的・・・・。1トン、2トンという単位は、その「トン」の響きなんだそうです。大体1000キログラムの時の「トン」という響きを皆、経験で感じていた、ということですね。すごい。
(ちなみに、この話を聞いて感動した筆者は、自慢げに息子に話してやったら、「それ、テレビでやってたよ」と言われてしまった)
しかし、ここで今日の話は終わりません。この樽の木材に使われていたのが、南アメリカで豊富に見つかっていた「ペルナンブーコ」だったらしいです。ペルナンブーコは柔軟な木材なので、樽の形を作るにはおそらくちょうど良い材料だったのでしょう。
ヨーロッパへ到着して、荷解きをすると、その樽のお役目はなくなるのですが、またここで解体した樽のペルナンブーコ材を欲しがる人々がたくさんいたのです。これは以前にも書きましたが、このペルナンブーコ材、染料としてとても珍重されていたのです。
さてさて、果たしてその樽、弓用には使われたのでしょうか・・?ちょっとソリがついちゃってると思うから、どうでしょうね・・・。
ある午後の休憩話、これにて完結。綴り終える間に、弓、仕上がりました。
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